卓球女子 ひなみまは銅 中国最強ペアに完敗も1ゲーム奪取

 卓球の世界選手権女子ダブルスの準決勝で中国の丁寧(右端)、劉詩雯組に敗れた伊藤(左から2人目)、早田組=5日、ドイツ・デュッセルドルフ(共同)
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 「卓球・世界選手権」(5日、デュッセルドルフ)

 女子ダブルス準決勝が行われ、高校2年の伊藤美誠(16)=スターツ=、早田ひな(16)=福岡・希望が丘高=は、世界ランク1位の丁寧、同2位の劉詩雯の中国ペアと対戦し、1-4で敗れた。女子ダブルスでは、日本勢16年ぶりの銅メダルとなった。

 快進撃を見せた“みまひな”ペアも、リオデジャネイロ五輪団体金メダルの世界最強ペアに屈した。第1ゲームは出だしで4連続ポイントを奪うも、巻き返されて12-14。第2ゲームは9-11、第3ゲームは6-11で落とし後がなくなったが、第4ゲームは11-6と奪った。

 しかし、第5ゲームは中国ペアが厳しいコースへのショットを連発。最後は9連続失点で3-11と力負けした。

 それでも、1月の全日本選手権後にペアを結成してから4カ月にも関わらず、最強ペアから1ゲームを奪うなど収穫も見えた。

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