桐生、2冠&自己ベスト更新に挑む 「3着でもいい」と余裕の準決勝進出

 「陸上・関東学生対校選手権」(27日、日産スタジアム)

 男子200メートル予選が行われ、前日の100メートルで優勝した桐生祥秀(21)=東洋大=は、余裕タップリの走りで20秒79(追い風1・3メートル)をマークし、全体2位で準決勝進出を決めた。28日の準決勝、決勝では、自身初の100、200メートル2冠と、高校時代の自己ベスト(20秒41)の更新に挑む。

 桐生は残り100メートルから流す余裕の走りで準決勝進出を決めた。リレーを含めてこれが大会6レース目で「疲れを残さないように。横をみたら断トツだったので、(予選突破条件の)3着でもいいやと思った」と、最終日を見据えた走りだった。4年生として迎えた最後の関東インカレ。「いい感じで終わりたい。(自己ベストの)20秒41を超えたい」と、2冠締めを誓った。

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