桐生祥秀リレー予選落ち危機救う激走「盛り上げてくれましたね」関東インカレ

レース後、インタビューに応じる東洋大・桐生祥秀=日産スタジアム(撮影・出月俊成)
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 「陸上・関東学生対校選手権・第1日」(25日、日産スタジアム)

 男子400メートルリレー予選が行われ、100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(21)を擁する東洋大は、1、2走者、2、3走者間とバトンミスを連発し、あわや予選落ちの危機に陥った。

 しかし、7番手でバトンを受けたアンカーの桐生が怒とうの追い上げを披露。3人を抜き、大きく離されていた3位まで一気に肉薄。わずかに届かず4位だったが、タイムでなんとか決勝進出を決めた。

 レースを終えた桐生は「いやあ、盛り上げてくれましたね」と笑いながら「なんとか予選を通って良かった」と、安堵の表情。

 26日は100メートルの準決勝、決勝、リレーの決勝と計3つのレースが控えている。

 「思ったより力を出したが、スピード練習としては最高だった。100メートルは準決勝1本走って、決勝に合わせたい。リレーも優勝したい」と、力を込めた。

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