羽生“ラストプリンス”世界最高締めだ!未完のSP完璧演技魅せる

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(20日開幕、代々木第一体育館)

 公式練習と前日会見が19日、都内で行われた。5年ぶり2度目の優勝を狙う日本のエースで、世界王者の羽生結弦(22)=ANA=は、今季最高の演技でプレ五輪シーズンを締めくくることを誓った。今季はまだショートプログラム(SP)「レッツ・ゴー・クレイジー」を完璧に演じたことはない。ロックスター・プリンスの名曲を完遂すれば、世界最高得点更新も見えてくる。

 今度こそ氷も溶かすような熱い“ステージ”を披露する。今季最終戦に向け、記者会見に臨んだ羽生は「今季まだ成功しきれていないジャンプ、クリアしきれていない課題、心の問題をすべてつぶしていって、今季最高の演技だったと思えるようにしたい」と、笑顔で意気込みを語った。

 有言実行へ、鍵を握るのはプリンスの名曲「レッツ・ゴー・クレイジー」で舞うSPだ。団体戦ながら個人の得点はISU公認として認められる今大会で、期待されるのは自身の持つ総得点の世界最高記録(330・43点)の更新。フリーでは3月の世界選手権で会心の演技を見せ、自身のフリー世界最高記録を更新したが、SPはまだ今季完璧な演技は見せられていない。

 紫の衣装を身にまとい、氷上のロックスターになりきる同プログラムを滑るのもこれが最後。「得点に対しては何も考えていない」としたが、パーフェクトな“ラストプリンス”を演じられれば、SP自己ベストの110・95点を超える異次元スコアを叩き出す可能性は十分にある。

 公式練習では今季悩まされてきた4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプを4度完璧に決め、好調をアピール。上々の最終調整となった。

 18年平昌五輪まで10カ月に迫り、「五輪シーズン前の最終調整の場。どれだけいい経験をできるかが大事」と、今大会を位置付けた羽生。「全力で、SP、フリーとも精一杯の演技を見せたい」。まず20日のSP。究極の“ライブステージ”を完遂する。

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