萩野公介 まだまだ上昇手応えアリ! ライバル瀬戸にリベンジ宣言
日本水泳連盟は17日、7月の世界選手権(ブダペスト)に出場する競泳日本代表18人を発表した。
男子のエース、萩野公介(22)=ブリヂストン=は、ライバルへのリベンジを誓った。日本選手権ではリオ五輪で金メダルを獲得した400メートル個人メドレーで瀬戸に0秒01差で敗れ、6連覇を逃した。「400メートル個人メドレーは僕にとって特別な種目。いい勝負をして、リベンジしたい」と、横に並んだ会見で火花を散らした。
昨年五輪後に右ひじを手術し、日本選手権では万全の状態ではない中、400メートル個人メドレー以外の4種目を制した。「冬場の体のまま戦っていた感じ。練習みたいな試合だった。泳ぎがビックリするぐらい下手だった。だから出し切れてない」と、まだまだ上昇する手応えはある。
「出る種目はすべて1位が取れる可能性がある」。まだ金メダルのない世界選手権の舞台で完全復活を遂げる。