萩野公介が200個メで6連覇、ライバル瀬戸に雪辱「本当に疲れました」

 「競泳・日本選手権」(15日、日本ガイシプラザ)

 男子200メートル個人メドレー決勝で、萩野公介(ブリヂストン)が1分56秒01で優勝し、6連覇を達成した。2位に瀬戸大也(ANA)が1分57秒58で入った。すでにリオ五輪日本人最上位での銀メダルを受け世界選手権代表権を取っていた萩野に加え、瀬戸も1分59秒23の派遣標準記録を突破し代表に内定した。

 序盤からリードを保って逃げ切った萩野。この日は優勝した400メートル自由形に続いて2種目目の決勝とあって疲労もはっきり見てとれた。「本当に疲れました」とひと息つき、「やっぱり大也と泳ぐレースはいつも特別ですし、非常に大切なレースなので全力を出し切って良かったと思います」と13日に400メートル個人メドレーで敗れた瀬戸を抑えての勝利を喜んだ。

 今大会は昨年9月に右肘の手術を受けた影響か、思うようなタイムを残せていない。「なかなか思うようにいかない部分はたくさんあるんですけど、それでもこうやってしっかりと2つとも勝てたので、最終日ありますし、気持ち切らさずに頑張りたいと思います」と語った。

 瀬戸は200メートルバタフライから「予選の感じはすごく良かったので、もうちょっといい勝負したかったんですけど、やっぱり200のバタフライもいってた(出場した)ので、今日の仕事は2バタ(200メートルバタフライ)も2個メ(200メートル個人メドレー)もしっかり代表に入ることが今日の仕事だった。しっかりものにできたので、世界選手権で公介と200も400もしっかり戦いたい。しっかり準備したいと思います」と前向きだった。

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