萩野公介、真央は「アスリートとして尊敬」 自身は13日からプロ転向初戦
リオデジャネイロ五輪・競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22)=ブリヂストン=が12日、現役引退を発表したフィギュアスケートの浅田真央へねぎらいの言葉を送った。
この日、引退会見を行った浅田について「あれだけ愛された選手が、最後はもがき苦しみながら努力している姿に感動した。競技は違うけど、アスリートとして尊敬できる」と、あらためて敬意を表した。
日本選手権(13~16日)に出場する萩野はこの日、会場の愛知・日本ガイシアリーナで公式練習を行った。昨年9月の右肘手術からの国内復帰戦、さらに、プロ転向初戦に向けて「これが大切な第一歩になる。社会人になるので、フレッシュな気持ちで臨みたい」と意気込んだ。
リオ五輪に出場した200、400メートル個人メドレー、200メートル自由形に加え、400メートル自由形、200メートル自由形にもエントリー。「(5種目)全部優勝を狙うのは当たり前だし、タイムも狙いたい」。東京五輪で複数の金メダルを目指す“水の帝王”は完全復活を誓った。