SC軽井沢ク、中国に大敗し7位で敗退 4エンド残しギブアップ
「カーリング男子・世界選手権」(7日、エドモントン)
1次リーグが終了し、5日に平昌五輪出場を決めたSC軽井沢クの日本はスイス、中国に敗れて通算5勝6敗の7位で4強によるプレーオフ進出を逃した。スイス戦は同点で迎えた最終第10エンドに決勝点を奪われて5-6で競り負け、中国戦は序盤に大量のリードを許して2-9で完敗した。
SC軽井沢クは2月の冬季アジア大会決勝で屈した中国に、4エンドを残してギブアップを意味する握手を求める大敗を喫した。スキップ両角友は「氷を読めずに迷惑を掛けた。(的確な)投げ幅を出せなかった」と視線を泳がせた。
五輪決定は起床後のニュースサイトなどで知ったという。「目標を果たして五輪に行きたかった」(両角友)と大きく喜び合うことなく試合に集中したが、4強入りを争ったスイス戦は出遅れが響き、中国には完敗した。