マラソン、スムゴングが薬物陽性 リオ五輪でケニア勢初の女王

 【ロンドン共同】国際陸連は6日、昨年のリオデジャネイロ五輪女子マラソンで金メダルを獲得した、ジェミマ・スムゴング(ケニア)がドーピング検査で、持久力向上効果のある禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示したと発表した。

 ロイター通信によると、検査はケニアで抜き打ちで行われた。予備のB検体も陽性の場合、資格停止などの処分を受ける見込み。32歳のスムゴングは同五輪でケニア勢初の女王になった。

 スムゴングの練習パートナーだったリタ・ジェプトゥー(ケニア)もEPOに陽性反応を示し、ボストン・マラソン優勝などの成績が抹消されている。

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