Tリーグ “卓球界のジーコ”呼ぶ? 起爆剤にレジェンド招へいへ

 2018年秋の開幕を目指している卓球のプロ・アマ混在の新国内リーグ「Tリーグ」が社団法人として始動したことが3日、発表された。同リーグ理事の松下浩二氏(49)は都内で会見し、「世界ランキング1~10位の選手にオファーしたい。日本選手が強くなるにはトップ選手と試合することが必要」と、中国超級リーグでプレーする選手などに参戦を呼びかけることを明かした。

 トップ選手の強化を目指す1部リーグは、男女ともに1チーム6人程度の4~6チームが参加し、ホーム&アウェー戦を行う予定。また、1チームに1~2人の海外トップ選手を入れ、世界レベルの戦いを目指す構想だという。

 水谷隼(木下グループ)、石川佳純(全農)ら国内トップ選手の参戦を促すためにも、世界トップレベルの参戦が不可欠。松下氏は「プロ選手なのでお金が大事。海外チームでもらってる金額より多く出せば来てくれる」と自信をのぞかせた。

 1993年に開幕したサッカーのJリーグでは、元ブラジル代表のジーコ(当時鹿島)や、元イングランド代表でメキシコW杯得点王のリネカー(当時名古屋)らが参戦し、国内サッカー人気の火付け役となった。「Jリーグも最初の頃にレジェンド選手がいたように、Tリーグも卓球のレジェンド選手に声をかけたい」と松下氏。“卓球界のジーコ”を射止め、新リーグの起爆剤にする。

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