新横綱の稀勢の里が逆転優勝を飾った26日の大相撲春場所千秋楽の平均視聴率が、24・4%だったことが27日、分かった。
関係者によると、最近の大相撲中継では、日馬富士が優勝した2009年5月24日の夏場所千秋楽の25・7%に次ぐ高い数字で、琴奨菊が幕内初優勝を決めた昨年1月24日、初場所千秋楽の24・0を超えた。
稀勢の里は左肩周辺を負傷しながら強行出場。1勝差で追走していた大関・照ノ富士を本割で破り2敗で並ぶと、優勝決定戦でも小手投げで勝利し、2場所連続2度目の優勝を決めた。
(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)