陸上男子100メートル豪合宿から帰国 桐生9秒台へ手応え

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台の期待がかかる桐生祥秀(東洋大)と山県亮太(セイコーホールディングス)が21日、約1カ月のオーストラリア合宿を終えて、成田空港に帰国した。

 ともに11日に競技会に臨み、桐生は10秒04、山県は10秒06と好タイムをマーク。桐生は簡易測定ながら秒速11・7メートルを記録。9秒台の条件とされる11・6メートルを上回り「中盤から後半に伸びがある」と手応え十分。山県も「トップスピードは上がっている」と、9秒台へ自信をにじませた。

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