陸上男子100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(21)=東洋大=と山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が21日、約1カ月の豪州・ゴールドコーストでの合宿を終えて、成田空港に帰国した。
ともに現地で今季初戦に臨み、桐生は10秒04、山県が10秒06と好タイムをマークした。桐生は簡易測定ながら最高速で秒速11・7メートルを記録。
9秒台の条件とされる11・6メートルを上回り「中盤から後半に伸びがある」と、手応え十分。山県も「トップスピードは上がっている」と、9秒台突入へ自信を滲ませた。