宇野昌磨、こらえてSP2位発進 終始不満げ「集中できていない」

 「冬季アジア大会・フィギュアスケート」(24日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子のショートプログラム(SP)が行われ、四大陸選手権から中4日で臨んだ宇野昌磨(19)=中京大=は、92・43点で2位発進となった。前回11年大会銀メダリストの無良崇人(26)=洋菓子のヒロタ=は90・32点で4位。中国の金博洋が92・86点で首位に立った。

 両手を上げてフィニッシュして以降、宇野の表情が晴れることはなかった。冒頭の4回転フリップは成功。続く4回転トーループもなんとかこらえたが、連続ジャンプをつけられず、点数が伸びなかった。

 「集中しなきゃって気持ちはすごく持っていたけど、考えるってことは集中できていない証拠」と宇野。四大陸選手権のSPでは、完璧な演技で自身初の100点超えを果たしたが、今大会では公式練習からいい感覚を得られず、「出るべくして出た内容」と視線を落とした。

 四大陸選手権後は移動を含めて中4日とハードな日程。ただ首位の金も同日程での出場だ。ラベンダー色から青に衣装を替え、気分一新して臨んだが「こんな演技で自分を褒めたくない」と終始不満げだった。

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