沙羅世界一へ“脱力飛行”ジャンプ世界選手権へ出発「もっとリラックス」
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20)=クラレ=が20日、フィンランドで行われる世界選手権(22日開幕)に向けて成田空港から出発。「今季一番目標とする大会。来年の平昌五輪に向けて、いいシミュレーションになるようにしたい」と金メダル獲得に意欲を見せた。
W杯では史上最多タイの53勝を挙げたが、世界選手権は過去3回の出場で2位が最高。ソチ五輪も4位に終わっただけに「大事な試合にピークを持ってくることが課題。今回は少しでも改善できるようにしたい」と積年の課題克服を誓った。
韓国で行われたW杯の映像も見直し、「空中での体の硬さが気になったので、もっとリラックスしようと思う。力を抜くしかない」と反省。大舞台で“脱力飛行”を成功させる。