【テヘラン共同】イランで催されたレスリングのワールドカップ(W杯)で、イラン代表が17日の優勝決定戦で米国代表を5-3で破り優勝を決めた。トランプ米政権発足により両国の政治的な緊張が高まる中での「宿命の対決」。選手らは互いに健闘をたたえ、スポーツ外交による友情を確認し合った。イランメディアが報じた。
米国とイランのレスリング交流は、両国の長年にわたる政治的対立にもかかわらず1990年代から続いている。イランのロウハニ大統領は同国代表に祝辞を贈った。
W杯は男子フリースタイルで、16日から開催された。出場した8カ国に日本は含まれていない。