宇野昌磨SP2位、初の100点超えに「割といい演技」 羽生3位、首位はネーサン

 男子SPの演技後、笑顔を見せる宇野昌磨=江陵(共同)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(17日、韓国・江陵)

 男子SPが行われ、宇野昌磨(中京大)がほぼノーミスの演技で国際スケート連盟による大会で自身初となる100点超えの100・28点で2位につけた。羽生結弦(ANA)はコンビネーションジャンプで4回転が2回転になるミスが出て97・04点の3位。トップにはネーサン・チェン(米国)が103・12点という高得点で立った。

 宇野は冒頭の4回転フリップでバランスを崩しかけたもののかろうじて踏みとどまった。演技後のインタビューに「100点という点数を超えた。3桁になったことはうれしいことだったんですけど…。今年なかなかショートのジャンプが決まらない中で、今回、久々にまとまった演技が出来たことに、だいぶ最低ラインが下がっているのは分かっていますが、割といい演技ができてよかったなという思いがありました」と心中を語った。

 伸び代はまだある。「加点がつくようなフリップではなかったので、また、もっともっといい4回転フリップが飛べるようにやっていかなきゃなと思います。今回はジャンプは割と良かったんですけど、それ以外のところがちょっとジャンプばかりに気がいってしまって、身がはいらなかったかな。今後そこを重点的に取り組んでいきたいなと思っています」と、ジャンプ以外の要素も磨きをかけると誓った。

 フリーでは4回転ループを入れるつもりでいる。「確率が悪い中でも入れていく予定ですので、成功できなくても悔いの残らない攻めた姿勢でジャンプに取り組んで、攻めきって演技を終わりたいと思います」と見据えた。

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