母マリリン平昌五輪あと2勝「一戦一戦大事に戦う」LS北見8戦全勝でPO進出
「カーリング・日本選手権」(3日、軽井沢アイスパーク)
1次リーグ最終戦が行われ、女子はLS北見が北海道銀行に7-5で勝利し、8戦全勝で4日からのプレーオフに進んだ。2014年ソチ五輪に出場した北海道銀行はプレーオフで3連勝しなければ18年平昌五輪への道が閉ざされる。男子は札幌が1位通過。5連覇を狙うSC軽井沢クは7勝1敗の2位でプレーオフに進んだ。
存在感がチームを高みへと引き上げる。06年トリノ、10年バンクーバー五輪を経験した本橋麻里(30)がサードを務めるLS北見は8戦全勝で1次リーグを終了。同点の第8エンドにはハウス際のストーンを物差しで計測しながらギリギリで得点につなげるなど、運も味方につけて勝利をつかみ、笑顔でハイタッチをかわした。
「1位通過はあまり気にしてません。プレーオフでどう戦うか」と冷静に話した本橋。「4人で一つのショットを決めることが徐々にできている」と手応えは十分だ。
15年10月に第1子となる長男出産を経て、控えに回る時期も経験。昨年末にサードとして復帰し、徐々にチームの息は合ってきた。スキップは25歳の藤沢五月が務めるが、要所では本橋がチームの支柱となる。小野寺コーチは「麻里は経験もある。藤沢が緊張するような場面でも声を掛けてくれるから、悪いミスが続いていない」と信頼を寄せる。
本橋にとっては2大会ぶり、中部電力に所属しソチ五輪を逃した藤沢は初の五輪代表を目指す。プレーオフで2勝すれば、日本が出場権を得た場合の代表が確定する。「まずはこの大会をいいものにしたい」と藤沢。本橋は「一戦一戦大事に戦う気持ちをもっていきたい」。母となった本橋が加わり成熟したLS北見が、日本女王としての地位を固めにかかる。

