「大相撲初場所・8日目」(15日、両国国技館)
大関稀勢の里が初日から無傷の8連勝に伸ばし単独トップに立った。全勝で並んでいた横綱白鵬は平幕荒鷲に寄り切られ痛恨の初黒星。初顔相手の連勝は28で止まった。
幕内最年長37歳の豪風が一本背負いを決めて6勝目。土俵際、魁聖の右腕を手繰ると一気に197キロを投げ飛ばした。小3の長男、小1の長女は柔道をやっており「一本でしょ。息子と娘がテレビで見ている。決めたのはうれしい」と笑顔。一本背負いは自身04年5月場所以来。「13年、それだけやっているということ」と胸を張った。