リオ五輪代表の伊藤舞、積雪レース「初めて」 都道府県女子駅伝

トップでゴールする京都のアンカー筒井咲帆=京都市の西京極陸上競技場
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 「全国都道府県対抗女子駅伝」(15日、京都市西京極競技場発着=9区間、42・195キロ)

 猛吹雪の中での異例のレースで京都が3年ぶりの優勝。最多の優勝回数を16に伸ばした。2位は岡山、3位は千葉、前回優勝の愛知は5位で、優勝候補の一つだった兵庫は8位に終わった。

 京都市内に大雪警報が発表され、発着の西京極陸上競技場の周辺は10センチ前後の積雪。主催者側によると、スタッフは夜明け前に集合し、コースの除雪作業に追われた。午後12時半のスタートまでにコースを整備し、予定どおり号砲。しかし、レース中も雪は激しくなる一方で、特に3区から6区は吹雪に視界を遮られるほどだった。選手の頭や体に雪が降り積もるなど厳しいコンディションとなった。

 徳島の9区を走ったリオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の伊藤舞(大塚製薬)は「雪が降る中で走ったことはあるが、路面にこれほど積もった状態は初めて」と言う。「アップを長めにしたりホットクリームを多めに塗ったりしたけど寒かった。(視界も)前にぼんやり人がいるなというくらいだった」と言い、ぬれた路面も「ていねいに走ったが、水たまりなのか凍っているのかわからなかった。(結果的に)凍っているところはなかった」と振り返った。

 一方で「朝早くから除雪されていたのを見てありがたかった」とスタッフに感謝した。伊藤は2人を抜いたが、徳島は37位だった。

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