「大相撲初場所・7日目」(14日、両国国技館)
十両宇良が、小柳をとったりで退け、6勝目。アクロバット業師が、大器との注目対決を制した。突っ張りの応酬から相手の右腕をたぐり、絶妙のタイミングで185センチ、177キロの巨漢を土俵に投げた。
「特に作戦を立てず、気持ちで相撲を取った。うまく反応できた」と納得顔で振り返った。前日に連勝が5で止まったものの、ホープを撃破し再進撃だ。
1敗の2人が敗れ、優勝争いで里山と並びトップに立っている。「拾ったような星があるし、勝っている気がしない」と控えめだった。