宮原知子、転倒響きSP3位 樋口新葉は5位と出遅れ

SPの演技を行う宮原知子=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(撮影・棚橋慶太)
3枚

 「フィギュアスケート・NHK杯」(25日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル進出の懸かる女子のエース、宮原知子(18)=関大=は、ジャンプでの転倒が響き、64・20点で3位となった。今季シニアGPデビューの樋口新葉(15)=日本橋女学館高=も連続3回転ジャンプが決まらず、62・58点で5位と出遅れた。

 宮原は得点源の3回転ルッツからの連続3回転ジャンプで転倒。「ルッツは悔しい」と苦笑いしつつ「もっと低い点かと思ってた。フリーでは前向きに自分の良さを出せたら」と、前を向いた。樋口も「本番は力が入りすぎた。跳ぼうという思いすぎた」と悔やみつつ、「スピン、ステップでは取りこぼさずにいけた」と、手応えを強調した。

 日本の女子は昨年まで15大会連続でファイナルに出場。現在の順位のままなら、3位の宮原が出場権を獲得できるが、4位の長洲未来(米国)とは0・71点差で、予断を許さない状況。日本女子が16大会連続出場へ、正念場を迎えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス