ジョセフ日本 ウェールズびびらせた…W杯8強相手に大激戦 欧州遠征第2戦

 「ラグビー・テストマッチ、ウェールズ33-30日本」(19日、カーディフ)

 世界ランク11位の日本代表は、欧州遠征第2戦として、同6位で昨年のW杯8強のウェールズ代表に30-33で惜敗し、13年6月(秩父宮)の初勝利に続く2連勝はならなかった。日本は後半、WTB福岡堅樹(24)=パナソニック=や途中出場のバックス、アマナキ・ロトアヘア(26)=リコー=のトライなどで35分に30-30としたが、終了間際にDGを決められた。通算成績は1勝13敗。日本は26日に遠征最終戦でフィジー代表とバンヌ(フランス)で対戦する。

 混沌(こんとん)の世界が、欧州の伝統チームをのみ込んだ。日本はSO田村らのキックから山田、福岡の両WTBやFB松島が前進。防御でプレスをかけ、パニックの沼に引きずり込んだ。

 6-0から2トライなどで14点を奪われて迎えた前半38分。相手が苦しまぎれに出したパスを山田がインターセプトし、60メートルを独走。「チームみんなでプレッシャーをかけてくれたからトライできた」

 13-22と9点差に広げられた後半15分には福岡がインゴール左隅へ。後半34分には、ナンバー8マフィのパスがロトアヘアに通ってトライ。すべて防御で相手ボールを奪っての速攻だ。

 残り5分、田村のPGが決まって30-30の同点。地元ファンで埋まった7万人超収容のスタジアムを沈黙させた。だが、次のキックオフから攻め込まれ、残り10秒で勝ち越しDGを奪われた。

 「ビッグゲームに勝つチャンスだったのに残念。悔しいが、若いチームがこういう試合をできたのは大きな経験」と、ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は選手をたたえた。

 アルゼンチン戦の大敗から始まったジョセフHC体制は、3戦目で世界6位を追い詰めた。W杯から1年、日本ラグビーが再び世界に足跡を刻んだ。(大友信彦)

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