羽生屈辱4位発進 冒頭4回転がダウングレード判定

 「フィギュアスケート・GPシリーズ・スケートカナダ」(28日、ミシサガ)

 男女のショートプログラム(SP)などを行い、羽生結弦(21)=ANA=は4回転ジャンプで失敗が続き、79・65点の4位と出遅れた。パトリック・チャン(カナダ)が首位に立ち、無良崇人(25)=洋菓子のヒロタ=が2位につけた。女子では宮原知子(18)=関大=が65・24点で5位発進。エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がトップに立ち、本郷理華(20)=邦和スポーツランド=が4位、永井優香(17)=東京・駒場学園高=は11位。

 演技後の「キス・アンド・クライ」で、羽生は首を横に振った。大会まで十分な調整ができず、本番も「緊張した」状態だったという。めったにないミスが続き、トップに立ったチャンとの差は約11点。厳しい滑り出しを余儀なくされた。

 冒頭の4回転ループは目を疑うような失敗だった。公式練習での成功率は高かったが、思い切りを欠き「跳んだ瞬間に『あー』と思った」という。回転が足りずに屈辱のダウングレード判定となった。

 次の4回転サルコー-3回転トーループも不発で、3回転サルコーの単独ジャンプのみ。自己ベストを約30点下回る低調な結果となった。

 左足甲の靱帯(じんたい)を損傷してシーズンオフに長期間の静養を強いられた後も、実はトラブル続きだ。今季初戦のオータム・クラシックを控えた9月には4回転ループを跳んだ際に右足首を痛め、さらにその後は風邪をひいて1週間休養。練習をコンスタントにこなすことはできなかった。

 それでも「すごく練習はしてこられたと思うし、実際に体が持ってくれている」と強気を貫く。不屈の男は「本当にたくさんジャンプの点数もある」と、4本の4回転に挑むフリーで大逆転を期す。

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