浅田真央、SPは上々の64・47点 GP初戦スケートアメリカ
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「フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ」(21日、シカゴ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、GP初戦を迎えた元世界女王の浅田真央(26)=中京大=は、64・47点をマークした。
11人中3番目と早めの登場となった真央は、慢性的な左ひざの痛みでやや調整が遅れており、今季初戦のフィンランディア杯に続いて、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避。
それでも「自分が今やるべきことをやっていきたい」と話していたように、冒頭のダブルアクセルからすべてのジャンプをほぼノーミスで成功。SPの「リチュアルダンス」のピアノの旋律にのせ、黒の衣装でミステリアスに舞った。
演技後は納得したようにうなずいた。フィンランディア杯の64・87点にはわずかに及ばなかったが、上々の演技でのスタートとなった。
22日(日本時間23日)のフリーではフィンランディア杯では入れていなかった連続3回転ジャンプにも挑む予定。GP通算16勝目を目指す。