卓球の女子ワールドカップ(W杯)シングルスを日本選手として初めて制覇し、新たに中国スーパーリーグに挑戦する平野美宇(エリートアカデミー)が14日、羽田空港から中国へ出発した。16歳のホープは「W杯で優勝できたので、あとは中国選手に勝てるようになるのが大事だと思う」と抱負を語った。
内モンゴル自治区の「オルドス1980」に所属し、16日に江蘇省で初戦を迎える。以前に福原愛(ANA)も挑んだ強豪の集うリーグへの武者修行を前に「中国選手のいいところを盗み、自分のものにして帰ってきたい」と目を輝かせた。
コーチや練習パートナー、中国語の家庭教師も同行した。