中山英子 スケルトン選手日本連盟と和解

 そり競技のスケルトン女子で2018年平昌冬季五輪を目指す中山英子(46)ら4選手が、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の16~17年シーズンの国際大会代表選考から一方的に除外されたとして日本スポーツ仲裁機構に申し立てていた問題で13日、和解が成立した。連盟が4選手を「選考対象選手であることを認める」などとする内容で、中山らが都内で記者会見して明らかにした。

 これまでは明確な選考基準がなく、過去にもヘッドコーチの主観で代表が決められていたとして、選手側は選考方法の見直しも求めていた。

 和解条項には「競技者の意見にも配慮しつつ、合理性、公正性、透明性が確保されるよう、最大限努力する」との文言も盛り込まれた。

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