日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で九州場所番付編成会議を開き、東農大出身の小柳(23)=時津風、大翔鵬(22)=追手風、明生(21)=立浪=の3人の新十両昇進を決めた。小柳は三段目最下位格付け出しで春場所にデビューし、所要4場所での昇進。昨年の同付け出し制度導入後、初の関取。
再十両は元幕内の山口(27)=宮城野=と竜電(25)=高田川=の2人。右股関節の大けがのため西序ノ口17枚目まで番付を落とした竜電は、昭和以降3番目に低い地位からの返り咲きを果たした。
年寄「間垣」を襲名した元小結時天空ら14人の引退も発表された。