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闘病の元小結時天空が引退会見 戦友・豊ノ島に「僕の分まで相撲を取って」

 悪性リンパ腫と闘病中で、25日付で引退した元小結時天空(36)の間垣親方が29日、都内の時津風部屋で引退会見を行った。

 間垣親方は昨年7月にろっ骨に痛みを感じ、同年9月に悪性リンパ腫と判明した。抗がん剤、放射線などで治療しながら復帰を目指したものの、「治療が長引いて1年がたち、体力も戻らなくなっていった。受け入れるしかない」と、引退を決断した。

 今後は後進の指導にあたる。再び土俵に上がる思いはかなわず、「悔いはもちろんあります」と話したものの、「その悔しさを今後の人生にぶつけて、経験を生かしていきたい」と、前を向いた。

 「人間として成長させてくれた」という約14年の現役生活。一番の思い出には、03年初場所の三段目優勝決定戦で豊ノ島に勝ったことを挙げた。

 その豊ノ島も左アキレスけん断裂の重傷を負って休場しており、目頭を熱くしながら「彼には1日も早くけがを治して土俵に上がって、ボクの分まで相撲を取ってもらいたい」とエールを送った。

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