【リオデジャネイロ共同】重量挙げの日本代表は2日、会場となるリオデジャネイロ市西部バーラ地区のリオ中央体育館の練習場でトレーニングを公開し、女子48キロ級で前回銀メダルの三宅宏実は不安を抱える腰の状態について「痛みが広がっている」と明かした。
三宅は「(6日の)本番では痛み止めを打ち、賭けにも出る」と覚悟を口にした。今後は軽い調整となるため、試合で挑戦する重量に一度も成功せず本番を迎えることになる。父の義行監督は「宏実の言う賭けとは最後の試技で一発勝負するということだと思う。私も同じ考え」と厳しい戦いをにらんだ。