ラグビー男女ともリオでも金星を!

 日本ラグビー協会は29日、リオデジャネイロ五輪で初実施される7人制の日本代表選手団を発表し、14人を選んだ男子は桑水流裕策(コカ・コーラ)や昨年の15人制W杯代表の山田章仁(パナソニック)、13人が残った女子は中村知春(アルカス熊谷)山口真理恵(ラガール7)が選ばれた。7月中旬までに最終登録メンバー12人を決定する。

 昨秋の15人制W杯で世界を驚かせたラグビー日本代表が、今度は五輪を舞台に7人制で驚かせる。

 「チームを勢いづけるトライを取る」と言ったのは、W杯のサモア戦でトライ、スーパーラグビー前半戦で9トライをあげトライ王を走る山田だ。五輪のためにサンウルブズを離れる決断をした山田は「セブンズを離れていた10年分の思いも込めて戦う」と表現した。

 逆にサンウルブズからのオファーを断って五輪を目指していた藤田慶和、福岡堅樹もW杯に続き代表入り。福岡が「W杯では1試合しか出られなかったので」と闘志を燃やせば、藤田も「W杯の反省を生かし、今回はしっかり準備して大会に臨む」と言い切った。

 この日は五輪の組分けが決定。男女とも優勝候補がひしめく厳しい組に入ったが、男子の瀬川ヘッドコーチ(HC)は「いい組になったし、メダル獲得を目指します」。女子の浅見敬子HCも「目標は金メダルとずっと言ってきたし、それは下ろしません」と言い切った。

(大友信彦)

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