北朝鮮にもストレート 日本女子3連勝
「卓球・世界選手権」(29日、クアラルンプール)
1次リーグが行われ、世界ランキング2位の日本女子はB組第3戦で11位の北朝鮮に3-0で快勝し、開幕から3連勝とした。3月1日はタイと顔を合わせる。第1試合に登場したエースの石川佳純(全農)は第1ゲームを落としたが、その後の3ゲームを連取して逆転勝ちした。続く福原愛(ANA)と15歳の伊藤美誠(スターツ)も危なげなく白星を重ねた。世界ランク3位の日本男子はC組第2戦で30位のシンガポールを3-1で下し、2戦2勝とした。
1次リーグ最大の難敵の北朝鮮に対し、日本の対策が的中した。第1試合に起用された石川が、過去1勝3敗と苦手とするカット型のリ・ミョンスンに3-1で逆転勝ちしてチームに勢いをつけた。「前回までの結果は気にせずに戦えた」と、自信たっぷりにエース対決を制した。
第1ゲームを6-11であっさり落としたが、球の変化を見極めるゲームだと割り切っていた。「変化が分かれば大丈夫。打てると思ったボールだけを打てた」と打ち急がずに好球必打に徹した。第2~4ゲームは連続得点で一気に畳み掛けた。
1月に組み合わせが決まり、村上監督は「第3戦(北朝鮮)が勝負」と狙いを絞った。代表合宿に日本を代表するカット型の選手を集めて対策を練った。北朝鮮選手と同じラバーを使う相手とラリーを繰り返し、球筋を体感した。
2連勝同士の直接対決に勝ち、1次リーグ1位通過に大きく前進した。3月1日にタイと戦った後、2日の最終戦では世界7位のドイツと戦う。村上監督は「(1日は)選手を休ませることも考えている」とにやり。打倒中国へのシナリオはここまで順調に進んでいる。





