ニューカッスル畠山「自分の良さを」
ラグビーのイングランド・プレミアシップのニューカッスルに期限付き移籍した日本代表のプロップ畠山健介(30)が10日、現地で入団会見し、「ここではプロップとしては小さい方だけど、自分の良さを発揮したい」と抱負を語った。移籍期間はシーズンが終了する5月上旬まで。ニューカッスルは今季11戦を消化してわずか2勝、最下位12位に低迷している。
リチャーズ強化担当責任者は「彼をベンチに座らせるために獲ったのではない。12日のレスター戦には出場するだろう」と断言。ニューカッスルは先月、正プロップが負傷離脱しており、畠山にかかる期待は大きい。畠山がリーグ戦に出場すれば、日本人選手としては2000年にサラセンズ入りしたSO岩渕健輔(現日本代表15人制GM)以来2人目となる。
畠山は「また異なるチャレンジになる。楽しみながら一生懸命やりたい」と意気込んだ。3月18日には同じ日本代表のアマナキ・マフィが期限付き移籍したバースと対戦する。(英国ニューカッスル・原田公樹)