JT目指す男子バレー3冠!主将が宣言

 31日に開幕するバレーボール・プレミアリーグ、JTサンダーズの激励会がこのほど、広島市内のホテルで行われた。昨季、創部以来初の同リーグ優勝を飾った。2015/16シーズンを前にベセリン・ブコビッチ監督(60)、越川優主将(31)らが、参加者約300人の前で連覇はもちろん天皇杯、黒鷲旗の3冠獲得を誓った。

 盛大に行われた激励会の終盤、JTの越川主将が選手を代表してあいさつに立った。

 「3つのタイトルを全員で獲りに行きます。これから長いシーズンになります。時には優しく声を掛けていただき、時には厳しく声を掛けてください。ともにみなさんも戦ってください」

 約300人の出席者から大きな拍手がわき起こった。昨季、創部84年目で悲願のリーグ戦初優勝。加えて天皇杯も制覇した。ただ、今年5月に行われた第64回黒鷲旗全日本男女選抜大会は、準々決勝でサントリーにフルセットで敗れ、3冠達成を逃した。それだけにリーグ戦の連覇はもちろんだが、3冠へのこだわりが強い。

 今季のチームスローガンは「最高の勇気を。最大の感動を。」である。加えて「決意~Next Challenge New JT~」というテーマを掲げた。越川主将は「チームで言葉を持ち寄って決めたんですけど、王者としてじゃなく、もう一度(優勝を)獲りにいくという思いで決めました」と説明した。

 選手の3冠への意識が高い中、広島県バレーボール協会の重野陽一会長は「広島でのホームゲームは必ず圧勝してバレーファンを魅了してください。バレー王国を復活させましょう」とあいさつ。広島県内では11月28日に東広島市の東広島運動公園体育館での豊田合成戦、来年1月9、10日に広島市のグリーンアリーナで東レ、FC東京戦、そして2月6、7日に呉市のオークアリーナでジェイテクト、東レ戦と5試合が予定されている。重野会長は地元での全勝を注文した。

 多くの期待を受け、31日の開幕戦は昨季の優勝決定戦で戦ったサントリーと対戦する。ブコビッチ監督は「連覇へのモチベーションが高い。チームスタッフ全員が昨年以上の結果を残すことを約束します」と、リーグ連覇に加え3冠獲得を約束した。

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