Mホンダ23年ぶり鈴鹿ポイント0

 「F1日本GP・決勝」(27日、鈴鹿サーキット)

 マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソ(スペイン)が11位、ジェンソン・バトン(英国)は16位だった。メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が2年連続の日本GP制覇で今季8勝目を挙げ、通算41勝で故アイルトン・セナ(ブラジル)に並ぶ歴代4位となった。

 マクラーレン・ホンダとして23年ぶりの鈴鹿でのレースだったが、今季4度目のポイント獲得(10位以内)はならなかった。

 12位から出たアロンソは、10位まで上げ、好調な滑り出しだった。もっとも、その後は競り合いでかわされ、エンジンのパワー不足を嘆いた。14番手から出たバトンも順位を2つ下げた。新井康久・F1総責任者は「結果が全て。原因は分かっているので、少しずつ進歩させるしかない」と振り返った。

 ホンダの雄姿を見ようと、昨年に比べて3日間で1万5000人増の16万5000人が訪れた。「期待に対して、まだ十分でないことも感じた」と新井氏。課題が見えた鈴鹿だった。

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