世界が震撼「史上最大の番狂わせ」

 「ラグビーW杯1次リーグB組、日本34-32南アフリカ」(19日、ブライトン)

 まさかの敗戦となった南アフリカの放送局のスポーツ24(電子版)は「ブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)は命を懸けてタックルし、ラグビーを愛する人々が一生忘れない勝利への道を切り開いた」と称賛する一方で、自国代表については「日本が勝つ確率は1000分の1だった。グロテスクな敗戦」「マイヤー(ヘッドコーチ)、国に謝罪…またか!」と批判的に伝えた。

 他の世界のメディアも驚きをもって日本代表の大金星を伝えた。AP通信は「ラグビーW杯史上最大の衝撃」と報じ、英メディアのPAスポーツは「スポーツ史上、最も素晴らしい大番狂わせのひとつ。だからこそ、われわれはスポーツを愛するのだ」。ニュースサイトのブリーチャーリポートは「試合前の賭け率は日本勝利が900倍。南アフリカが43点差で勝利と予想されていた」と紹介した。

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