ジョコ、ガスケ4強 試合を王子ら観戦

 「ウィンブルドンテニス」(8日、ウィンブルドン)

 男子シングルス準々決勝で、2連覇を目指す第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)にストレートで快勝し、6年連続で準決勝に進出した。第21シードのリシャール・ガスケ(フランス)は全仏オープン覇者で第4シードのスタン・バブリンカ(スイス)をフルセットで破り、8年ぶり2度目の4強入り。準決勝はジョコビッチとガスケ、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)と第3シードのアンディ・マリー(英国)の顔合わせとなった。

 英王室のウィリアム王子とキャサリン妃が男子シングルス準々決勝の観戦に訪れ、センターコートで地元のA・マリーらの試合を見守った。順当に準決勝進出を決めたA・マリーは「きょうは勝ててよかった」とひと安心。試合後は王子らも立ち上がって拍手で健闘をたたえた。会場にはサッカーの元イングランド代表主将ベッカム氏の姿もあった。

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