伊達45分でヒンギス組に完敗

 「ウィンブルドンテニス」(3日、ウィンブルドン)

 女子ダブルス2回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)組は第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)サニア・ミルザ(インド)組に0-6、1-6で完敗した。

 奈良くるみ(安藤証券)ローレン・デービス(米国)組も第2シードのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組(ロシア)に屈し、日本勢は全員敗退した。

 わずか1ゲームしか奪えず、45分で力負けした44歳のクルム伊達は「すべて悪い方向になってしまったのが残念」と天を仰いだ。第1シードのペアに技を封じられ、今年の全仏オープンからペアを組んだ35歳のスキアボーネと肩を落とした。

 栄誉あるセンターコートで「99パーセントできる」と夕方から待機したが、試合進行が遅れて別のコートとなる肩すかし。第1セットから元世界1位のヒンギスに精密なショットで揺さぶられ「自分のスピードをうまく抑え込まれた」と不完全燃焼の様子だ。

 ただ、結果は残せなかったものの、「今は体が元気なので楽しい。もっとやりたい気持ちが出ている」と現役続行への新たな決意をにじませた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス