青学大4年小椋が学生2位「悔しい」

 「デイリー主催・兵庫リレーカーニバル・第1日」(25日、神戸ユニバー記念競技場)

 アシックスチャレンジの男子1万メートル第1組で、1月の箱根駅伝で優勝した青学大4年の小椋裕介が28分38秒57で学生2位に入り、同1位の潰滝(つえたき)大記=中央学院大4年=とともに、7月のユニバーシアード(光州)代表に近づいた。同女子5000メートルは森唯我(27)=ヤマダ電機=が2連覇を果たした。

 世界に出る準備は万全だ。ユニバーシアードへの出場に前進した小椋は「目標は2位以内だったが、負けたのは悔しい」と複雑な表情を浮かべた。残り2キロで先頭を譲ったが、8000メートルまで余力を残したことで2位を死守。「焦りはなかった」とうなずいた。

 1月の箱根駅伝の7区で区間賞を獲得し、初の総合優勝に貢献。持病の腰痛に苦しんできたが、練習後に筋肉を冷やすことで好調をキープしてきた。

 12年にはスリランカでのアジアジュニア選手権へ出るはずだったが、パスポートの申請が間に合わず涙をのんだ。今回はパスポートは取得済み。代表には日本学連の理事会の承認などを経る必要があるものの、「世界中の学生が出る大会で、自分の立ち位置を知りたい」と意気込んだ。

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