村上5位、宮原6位 演技後は笑顔に

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(16日開幕、代々木第一体育館)

 男女ショートプログラム(SP)とアイスダンスのショートダンス(SD)が行われ、男子SPで羽生結弦(20)=ANA=が、自身の今季ベストとなる96・27点をたたき出し、1位につけた。女子SPで村上佳菜子(20)=中京大=は5位、宮原知子(17)=大阪・関大高=は6位。SDと合わせ、日本はチーム得点で米国に次いで2位発進した。

 女子の村上、宮原がそれぞれ5、6位につけた。村上は回転不足のジャンプもあったが、何とかまとめきり、演技後は笑顔。来季の現役続行も発表し「いろいろ新たなことにチャレンジしたい」と話した。世界選手権銀メダリストの宮原は、冒頭の連続3回転が単発になるミス。出来には「悔しい」と唇をかんだが、初の団体戦で仲間に励まされ、最後は「楽しい気持ちになった」と笑った。

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