錦織「ストローク戦で押していけた」

 「全豪オープンテニス」(26日、メルボルン)

 男子シングルス第5シードの錦織圭(25)=日清食品=が4回戦で第9シードのダビド・フェレール(32)=スペイン=にストレート勝ち。3年ぶりの8強入りを決めた錦織は、これまでの試合後よりも明るい表情で試合を振り返った。

 一問一答は次のとおり。

 -3年前に8強入りした時と心境の違いは。

 「ランキングも実力も違う。自然と当たり前のように感じられている。成長している証拠」

 -3回戦までと違ったところは。

 「ここまではラリーが続かない相手が多かった。(得意のストローク戦で)リズムをつくれる相手だと自分のレベルが自然と上がる」

 -手応えを感じた部分は。

 「攻撃力が増して、早くラリーを終わらせることができた。ストローク戦で押していけた」

 -サーブの最速が201キロだった。

 「(高速サーブが武器の)ラオニッチ(カナダ)にばかにされそうなのでそんなに喜べないが、調子は良かった。サーブの大事さは特に感じる」

 -次の相手は第4シードのワウリンカ。

 「攻めが早いし、守れる選手。切り替えがうまい。油断できる時間は、他の選手より少ない」

 -テーピングをしていた脚の状態は。

 「大丈夫」

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