「全日本実業団対抗女子駅伝」（１４日、松原町文化観光交流館前～仙台市陸上競技場＝６区間、４２・１９５キロ）

　デンソーが２時間１６分１２秒の大会新記録で２年連続２度目の優勝を果たした。ダイハツが３６秒差でチーム史上最高の２位、ヤマダ電機が３位に入った。今大会からシード制が導入され、４位豊田自動織機、５位第一生命、６位九電工、７位ユニクロ、８位しまむらまでが来年の出場権を得た。東日本大会を制したユニバーサルエンターテインメントは１４位に終わった。

　デンソーは勝利をたぐり寄せたのは２６歳の主将、高島。エースがひしめく３区で区間記録を塗り替えてトップを奪い「この１年間は２連覇だけを考えていた。うれしい」と笑った。若松監督は「練習の質が上がり、日本のトップで戦おうという選手が出てきた」と目を細めた。高島は「３連覇は本当に難しい。もう一段階上にいかないと」と、さらなる飛躍を誓った。