日本5年ぶりV 萩原が逆転激走

 「国際千葉駅伝」(24日、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場発着=6区間42・195キロ)

 11カ国13チームが参加して行われ、日本が2時間5分53秒で5年ぶりに優勝した。男女混合チームで争う形式になった2007年以降では3度目の制覇。4連覇を狙ったケニアは2位で、日本学生選抜は3位だった。

 日本は1区で村山謙太(駒大)が8位と出遅れたが、2区の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が区間賞を奪い、先頭争いに持ち込んだ。5区でケニアにトップを奪われたが、最終6区の萩原歩美(ユニクロ)が区間トップの走りで逆転した。

 日本はケニアとの8秒差をひっくり返し、萩原が先頭でゴールテープを切った。「絶対に1番で帰ってくるという気持ちで走った」。起伏の激しい6区の中盤でトップに追い付き、力強い走りで相手を引き離した。リオ五輪を視野に来年の世界選手権(北京)はマラソンでの出場を目指す。アジア大会1万メートルの銅メダリストは「アジアのレベルしか知らないので、北京には必ず出たい」と意欲をのぞかせた。

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