錦織8強入り 過去全敗の相手と対戦へ

 「シティ・オープン」 (7月31日、ワシントン)

 男子シングルス3回戦で第4シードの錦織圭(24)=日清食品=は世界ランキング91位のルカシュ・ラツコ(スロバキア)に6‐2、2‐6、6‐3で勝ち、8強入りを果たした。1日の準々決勝で第6シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。女子シングルス2回戦で世界200位の桑田寛子(島津製作所)は同24位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)に3‐6、3‐6で敗れた。

 第1セットはサーブ、リターンとも好調だったが、第2セットで突如乱れた。錦織はフルセットでラツコを退け「苦しいながらも勝って(次の試合ができる)チャンスがあるのはいいこと」と前向きだった。

 準々決勝は過去4戦全敗のガスケが相手。「しつこいし、一定のリズムでやらせてくれない」と評する強敵との一戦は全米オープンへの試金石となる。「自分のテニスをやれれば結果はついてくる」と闘志を燃やした。

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