柔道女子初代表の山部「金メダル」誓う
柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)女子日本代表は14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を報道陣に公開し、初出場となる78キロ超級の山部佳苗(23)=ミキハウス=は「大きな舞台で試合ができるのはすごく光栄。金メダルをしっかり取りたい」と誓った。
4月の全日本女子選手権で2度目の優勝を果たした山部。来日中のブラジル代表も練習に参加しており、「自分は世界のトップに比べると劣っている。日本に来てくれてありがたい」と積極的に乱取りなどに挑んだ。
昨年の世界選手権で日本女子は個人で22年ぶりの金メダルゼロと惨敗。金3個を目標に掲げる南條充寿監督は「悔しい思いを8月にぶつけたい。今回は結果が問われる」と巻き返しを誓った。