クール・ランニング!ジャマイカ五輪に

 カリブ海の島国からの冬季五輪挑戦を描いた映画「クール・ランニング」で有名になったジャマイカの男子ボブスレーが、2002年ソルトレークシティー五輪以来3大会ぶりに大舞台に挑む。ソチ五輪出場を発表した20日、そりを操縦するパイロットのウィンストン・ワットはAP通信に「本当に幸せだ」と喜びを語った。

 02年五輪に2人乗りで出場し28位だったワットは、現在46歳。北米の大会に出てソチの出場権を得たものの資金難で、8万ドル(約832万円)が足りないと明かして支援を呼び掛けた。ジャマイカ・オリンピック委員会とソチ五輪組織委員会が旅費を負担すると手を差し伸べたことで道が開けた。

 ワットは02年の五輪の後、競技を続けるお金が足りず10年近く“引退生活”を送ったという。ソチ出場が決まっても用具整備のため資金集めを続けるベテランは、中東からも応援を受けたと明かし「世界にファンがいる。感動した」と語った。

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