「スピードスケート・全日本距離別選手権」(26日、エムウエーブ)
男子500メートルは加藤条治(28)=日本電産サンキョー=が1分10秒44で通算7度目の優勝。長島圭一郎(31)=日本電産サンキョー=はフライングで失格となった。
ダブルエースは明暗が分かれた。バンクーバー五輪銅メダルの加藤は地力を発揮し、7度目の優勝。「調整失敗。話にならない」と反省したが、五輪シーズンで上々のスタートを切った。同銀メダルの長島は2本目でフライングを犯し、まさかの失格。「スケート人生で初めて。今は何も考えられない」と悔やんだが、昨季の世界ランクなどによる救済措置により、W杯代表入りが有力だ。