日本郵政が女子陸上部創部 5新人加入

 郵政事業などを手がける日本郵政グループは1日、都内で女子陸上部の創部会見を行った。

 都内を拠点に来年4月1日に発足し、バルセロナ五輪女子マラソンで銀、アトランタで銅メダルを獲得した有森裕子氏、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子氏らにコーチとして関わった経歴がある高橋昌彦氏(48)が監督に就任。7月のユニバーシアード(ロシア)女子1万メートル金メダリストの鈴木亜由子(21)=名大=ら新入社員5人の加入が決まっている。

 1861年の創業以来、初めて企業スポーツに参戦する日本郵政。高橋監督は「創設150周年となる2021年の全日本実業団駅伝で、優勝争いができれば」と、長期的な育成方針を語った。内定選手の柴田千歳(21)=東京学芸大=は「選手としては2020年東京五輪のマラソン代表を目指したい」と目を輝かせて目標を口にした。

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