沙羅アレレまさかの2位…昨季の靴破損

 「ノルディックスキー・宮の森サマージャンプ大会」(3日、札幌市宮の森)

 女子は1回目97・0メートル(最長不倒)、2回目95・5メートルの合計255・0点をマークした伊藤有希(19)=土屋ホーム=が4年ぶり2度目の優勝を果たした。昨季のW杯年間総合女王の高梨沙羅(16)=クラレ=は94・5メートル、95・5メートルの同245・5点で2位だった。男子は岡部孝信(42)=雪印メグミルク=が1回目に最長不倒の98メートルを飛び、249・0点で10年ぶり3度目の優勝。3位には船木和喜(38)=フィット=が入った。

 表彰台の頂点から一段低い場所で見せた高梨の笑顔は、どこかぎこちなかった。「1本目も2本目もそんなに悪くなかった。ここが悪かったという原因は思いつかない。完璧な実力不足だと思います」。持ち味である飛距離に加え、課題である飛型点も伸びなかった。

 指導する山田いずみコーチ、父・寛也さんは「ジャンプ自体は悪くない。そんなに何かが悪いわけではない」と口をそろえた。それでも高梨は「もやもやしている。原点に戻って一からやり直す」と反省しきり。全日本の小川チーフコーチは「(踏み切りの)タイミングなど、それだけ本人の中でシビアに考えているということでしょう」と心中を思いやった。

 アクシデントもあった。高梨自身は一切口にしなかったが、寛也さんによれば昨季使用していた24センチの靴が壊れており「家にあった小さい靴を、押して伸ばして履いていた。感覚は相当違うと思います」という。

 ドイツで行われた7月のサマーGPの際には、以前から使用していたラス社(本社ドイツ)に足形を提供し、特注シューズの完成を待っている段階。女王が本領を発揮する日も、そう遠くはない。

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