メコン大ナマズ連発

 【出漁ルポ・千葉朗】 メコン大ナマズ連発 「ニューサムランフィッシングパーク」

 タイで釣りタ~イ!!バンコクで豪カ~イ!!

 タイへ行くことになった。首都バンコクの郊外には、メコン大ナマズを釣らせる釣り堀がある。しばしばテレビでも紹介される釣り場。どんな釣りなのか行ってみることにした。なにしろ40キロ級はレギュラーサイズという釣り。巨大ナマズの豪快パワーを堪能した。

 ◆バンガローで大名釣り! バンコクからタクシーで2時間ほど、湿地帯なのか、魚の養殖池が点在するようなエリアに「ニューサムランフィッシングパーク」という釣り堀がある。

 釣りは道具やエサ、ガイドが付いて6000バーツだから約1万8000円。池の岸辺に並ぶバンガローは貸し切りで1000バーツから数千バーツの高級バンガローまでいろいろ。

 少々高いようだが、数人でシェアすれば割安になる。バンガローはベッドやシャワーもあり、泊まることもできる。ワンセット12時間で、食事も運んでくれる。

 釣り具はカツオやマグロ釣りと同じくらいの強竿と仕掛け。ウキ釣りで、食パンをちぎったようなパン粉に、発酵した集魚剤を混ぜたコマセを使い。エサも同じものを使う。これをガイドが沖に投げ込んでくれる。

 こちらは、デッキのチェアで一杯飲みながらアタリを待つ。お気楽な大名釣りだ。

 ◆強烈パワーに足はガクガク 40メートルほど沖に浮いていたウキがボコッと沈んだ。ガイドが急いでリールを巻き、大きく合わせて、しっかりハリ掛かりしたところで竿を渡される。

 いきなりガガガガガンッ、ギューンと強烈なパワーでラインが走る。腰のファイティングベルトで竿を支え、両手で竿を握りしめているが、強烈な引きに引きずられて池に落ちそうになる。

 ガイドのサポートで体勢を整えながら、必死でリールを巻くが、少し巻くとまたラインが出て行ってしまう。10分ほども格闘が続くと、足はガクガクしてきて踏ん張りが利かなくなり、リールを巻く腕の力もなくなってくる。

 40キロ級強烈パワーを堪能

 それでもなんとか魚を寄せ、浮いてきたところをガイドがタモに入れ、デッキに引きずり上げた。40キロほどだろうか、ガイドはまだまだ小さいというが、もう体はヘロヘロだ。

 3時間ほどで、3人で6匹の巨大ナマズを釣り上げ、まだ時間は十分にあったが体もきつくなって、早々にフィニッシュとした。

 この池では、100キロを超えるナマズや、40キロを超える化け物のような巨ゴイも釣れるという。ガイドにサポートしてもらう大名釣りだが、態勢を整えて来ないと体がもたない。

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